セラミックラドル

セラミックラドルについて

蓋付きセラミックスラドル

密閉型のセラミックスラドルは汲み取り時に溶湯表面の酸化物の進入を抑え、溶湯品質を向上させます。

特殊焼付けコーティングは10万ショット以上アルミの付着を抑えます。

熱伝導率が鋳物の20分の1で保温効果が高いため保持温度を10℃下げることが可能です。

Capacity / 0.5kg - 20.0kg

  • 東芝機械用
  • 東洋機械金属用
  • 宇部興産機械用
    各種特注寸法製作可能

蓋付きセラミックスラドルの欠点

蓋付きセラミックスラドルの欠点

  • 機械的衝撃に弱いです。落下させたり、硬いものに当てると割れてしまいます。
  • 取り付け金物が加熱により膨張しますので、ときどき取り付けボルトの増し締めをしてください。

介在物量(不純物含有量)比較テスト

介在物量(不純物含有量)比較テスト

不純物が10分の1!

蓋なしラドルと蓋付ラドルを使用して介在物量を測定した結果、介在物は0.532m㎡/kg→0.051m㎡/kgに低減。 不純物は10分の1に低減したことが確認できた。

  • (サンプル収集法)溶湯をスリーブに注湯した状態で固めたものをPoDFA測定
  • 介在物 MgO

省エネ効果(溶湯保持温度を低くできる。)

省エネ効果(溶湯保持温度を低くできる。)

保持炉設定温度マイナス15℃可能

セラミックスラドルは熱伝導率が従来の鋳鉄製に比べ1/20となり、溶湯温度の低下を抑える効果があります。汲み上げたラドル内の溶湯温度を高く保つことができるため、保持炉の設定温度を15℃~10℃下げることが可能です。

0.5kg~2000トンクラスの20.0kgまで各種形状製造いたします。

0.5kg~2000トンクラスの20.0kgまで各種形状製造いたします。

ニシオテック